テッチャンのブログ

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2029年12月31日(月)
【新しい夢】
今の小学生に、将来の夢としてなりたい職業を尋ねると、男の子なら学者や博士、女の子なら保育士、医師、パティシエールといった答えが返ってくるという。時代の違いはあるけれど、子どもたちの夢はいたって明快、語らう姿を想像するだけでも微笑ましい。

ところが夢のとおりかどうかはさておき、大人になって職に就き、幾春秋が過ぎるうちに、いつしか新しい夢を持たなくなってしまう。

いやいや仕事には常に目標があり、目標を達成すればまた次の目標が与えられ、倦むことはない。そう言い切れるならばそれはそれで結構であろう。

とはいえ、目標は一つの目安にすぎない。まして目標達成のための汲々とし、真の仕事の喜びや自分を高める楽しさを見失っていてはつまらない。

仕事に限らず、いつも夢を持ち続けよう。日常の些事に追われて疲れを覚えても、夢を思い起こせば元気が戻ってくる。

人生は夢あればこそ輝くことを忘れないでいたい。


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2029年12月01日(土)
【力よりも心】
力の論理という通り、力を持つことは確かに大切であろう。国にせよ、個人にせよ、物事が伴ってこそ、国も組織も変革が為され、幸福も築くことができる。

しかしながら、力を持つことで、国も個人も力に勝る者により劣る者が排除されたり、貶められたりしてしまうことがよくある。力を持つと気位が高くなり、大切だったものを邪険に扱い、周囲の心を顧みようとしなくなってしまう。

力の論理が世界や社会をどれだけ害している事だろう。ライバルを蹴落とし、勝者が弱者を救わない話ばかり。世の中のいささかいや不和が尽きないのは、力の論理だけで物事を動かそうとするからである。

力の論理よりも、心に訴える道理が行き届いているかが大切なのではないだろうか。あの人ならば信頼できる。あの国の方針こそ世界を平和にするという信用を持つこと。

綺麗事で世の中は動かない。けれども、心が納得して平穏に物事が動く、普通にそんな世の中でありたい。

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2029年12月01日(土)
【生きてあり】
映像の進歩はめましく、一瞬という時間でさえコマ送りでゆっくり解明することができる。時を競う試合の判定も容易に決着がつくし、事故や事件のなりゆきも一目瞭然になったのはすばらしい限りである。

一方で、コマ送りが可能になった今だからこそ、時を刻む切なさも余計に募る。

「この瞬間」についてしまう勝負の分かれ目、人生の明暗。観るほどに、映像のコマならぬ、本当の時計の針を少しでも巻き戻せるならば、例えば、目前の不幸な災害、あの望まない戦争だってなんとか回避できたのではないだろうかと。

天地開闢以来、時は一秒たりとも止まったことはない。時の流れは無常であり、ことさら人間には酷薄、常に手遅れの感を与える。

だからこそ、この瞬間にしっかりと生きている貴さを、私たちはもっと知るべきではないだろうか。社会は不条理にあふれ、肯定感がない人が多いのはうなずける。それでも今、生きてあるのを幸せと呼ばずして何と言おう。その自覚から、明日が、そして新しい年が希望とともに意味を持つのである。

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2029年12月01日(土)
【明るい未来図】
今年もはや年の瀬を迎える。振り返ると、やはり山あり谷あり、そして、かつてない困難に苛まされたものである。

世界の情勢は厳しい。日本の世情もまた然り。政治は紊乱しているに近く、国民第一、公正無視が貫かれているとは言い難い。

その一方で、日本人は落ち着いたもの。災難に遭って感情を乱さず、忍ぶ力に長けている。身の丈にあったつつましい幸福のありかたも知っている。それは成熟した大人の国民だからであり、高い民度のゆえであろう。

とはいえ、耐えることに慣らされたお人好しであってはならないのではないか。もう少し社会の矛盾に公の怒りを示し、是は是、非は非を叫ぶこと。誰もがかくあるべしという意思を明示できれば、暮らしは必ず上向きになろう。

さて来年。どんな社会が出現するだろう。不安を煽る風潮もある中、だからこそ今、周知を集め、未来を語りあうべきではないだろうか。国民の総意と努力で極楽を築けるという夢に賭けてみたい。明るい未来図を描ける日本の底力を世界に示したいものである。

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2029年11月01日(木)
【果断と行動】
英雄は窮地に立って真価を発揮する。例えば、中国三国時代の曹操孟徳は、真夏の行軍で苦しんだ。兵は渇きに苦しみ、士気は上がらない。そこで曹操は、「あの丘を越えれば梅の林があるぞ」と叫んだ。すると、兵たちは反射的に梅の酸っぱい味を思い出し、唾液が口中に充たされ、渇きを湿らすことができたという。

また、織田信長が桶狭間の合戦で、籠城より奇襲を選択、清州城から出撃したとき、随行したのはわずか十騎だったという。兵が集まるのを待たなかったのは、何より速度を重んじたからだった。そうしないと奇襲にはならないのだ。

危機に陥っても活路を見出す人は、不足を嘆くより、その条件下で何ができるかに照準を当てる。とかく世の中、条件が揃わず、前に踏み出せない人がかなり多い。見方を変えれば、それは単なる逡巡、動かなくても良い理由を探しているだけなのかもしれない。

まだ大丈夫という認識、あてのない誰かの支援。そこを期待するより、危機には果断、そして自ら行動する勇気を持ちたいものである。

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2029年11月01日(木)
【場】
先ほどまで竹刀の音が響いていた道場で、剣士たちが正座し黙想、そして静かに道場に一礼する。ユニホームを泥だらけにした野球少年らが一列になり、大声とともにグラウンドに向かってお辞儀をして練習を終える。

多くのスポーツ選手が示す、場に対するゆかしいふるまいは、観ている者にも一服の清涼剤である。その清々しさがどこから来るのかといえば、自分たちが鍛えられるところ、成果を出すところという場の意義をよく理解し、感謝と敬意を忘れないからではあるまいか。

これは日本人の礼のしつけの一端に依るものであり、海外のスタジアムで、日本人観光客が観戦後に座席を掃除して賞賛されるのも、同じ意識の発露なのであろう。

人間同士の礼にとどまらず、こうしたいわば場への礼の精神が浸透すれば、社会はより豊かになるに違いない。

多くの外国人が来日し、海外との交流はますます深まろうとしている。グローバルな時代に、日本人の一人として場に対する美意識を世界にも広めたい。そして自分にとっての場をどのように大切にするか、時に思いを巡らせたい。

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2029年10月01日(月)
【磁石】
磁石を手にして、鉄分の多い海岸や公園の砂場の中に潜らせて見れば、鉄分がびっしりと付いてびっくりする。

面白いのは、人間も又磁石のようなところがあって、ある人が集団の中に混じっていけば、其処から沢山の人の輪が創り出される事もある。

それは、其の人に人を惹きつける何らかの要素が整っているからである。其の何かは、修練された立ち振舞だったり、人一倍の情熱、無償の愛だったりする。

其の持つ磁力次第で、危機に陥っても、思わぬ幸運が舞い込む。周囲の支援が絶えず、失敗に帰すような形勢になっても、挽回して成功に至る。この様な奇跡が幾らでも起きるのだ。

リーダーの強い熱意が磁石となって、集団が一丸と成る。同じ興味で集まった人がお互いに磁力を引き付け合ってチームができる。それぞれ素敵ではないか。こうして人が集まり、約束すれば絆も生まれる。

人も又磁石と慣れるーー其の特性を高め合って、組織、地域、社会全体が繁栄に導かれることを祈りたい。

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2029年10月01日(月)
【鏡】
鏡とはありがたい。いかなる時でも、まぎれもない自分を映してくれる。暮らしの中で鏡がなければどれほど不便であろう。自分の身ごなしが望ましい姿かどうかを映し見るために、鏡は不可欠な物である。

自分を映すという点では、お互いの心も鏡に似ているのではなかろうか。人と人が交流する際、観応しあうのが人間というもの。己の傲慢な振る舞いは相手の傲慢を呼び、謙虚な振る舞いは相手の謙譲を惹起する。

時に一方的な思い込みはあるものの、相手が自分に抱いている感情は、自分がその相手に抱いている感情が何がしか投影されているとは言えまいか。だからこそ礼節を尽くせば、礼節を尽くされる。まさに鏡の如くなのである。

人として生きることは、いかに他人とともに生きるかでもある。他人に誠実でありたいと望むなら、何が正しいのかを問いつつ、常に自分を省みる努力が求められよう。その試みのために、相対する人の振る舞いをわが姿見として、みずからを律したい。

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2029年09月01日(土)
【マジック】
人間が瞬間移動したり、破った紙幣が復元されたり、マジックは年々技術が向上し、幻想の世界が創り出される。

其の感動があるから、人は更に不可能な奇跡を望み、又新たなマジシャンが期待を超えるマジックを実現、進化を遂げる。

一方、奇想天外なマジックが実演されても、此れ迄本物の魔術を披露した人はいない。つまり、其処に超能力者がいるのではなく、当然ながら、マジックは数々の技術の組み合わせから、人間の思い込みを誘って巧みに演出される芸術だと納得するのである。

社会には、同様にマジシャンと呼ばれるカリスマが沢山いる。例えば、スポーツで見事な指揮を執り、何時も勝利を得る監督や、ビジネスで必ず利益を出す経営者も又、マジックに見えて人の心理や情報を読み、自然の理に適うことしかしていないのではないだろうか。

多々、誰でも出来る修練も、誰にもできないレベル迄熟練してこそマジックは成る。其の為には、やり抜く熱意と弛まぬ努力が必要なのは言うまでもない。

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2029年09月01日(土)
【伝え方】
携帯電話やメール、そしてインターネットによる種々のサービスにより、気持ちや情報を伝えるのに、これほど便利な世の中になると誰が想像したことだろう。

ただ、それによって人と人との相互理解が進んだかといえば、残念ながらそうではない。いささか減るどころか、コミュニケーション不足による事故や事件は、日々増すばかりである。

その一因は、情報ツールにおける些細な誤解があるからではなかろうか。たとえば、スマートフォンでメールを書き、送信ボタンをクリックすれば、送信者側はその瞬間に伝えたと思い込み、見てない受信者側をつい非難してしまう。また、単なる言葉の打ち間違えが、相手の心のしこりとなって、あとで大きなトラブルに発展することもある。

伝える手段が多いのはありがたい。けれども、伝え方には長所があり、手間がかかっても直接話し合ったり、手紙を書いたりすることもやはり重要であろう。

情けに報いると書いて情報である。伝わればよいのでなく、よく伝えようとする心がけを忘れずにいたい。

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