吉行エイスケ


吉行エイスケ

吉行エイスケ(よしゆきえいすけ 1906年5月10日生)
 [詩人/小説家]


 岡山県生まれ。アナキズムに傾倒し、旧制第一岡山中学校を4年時に退学し詩作に励む。その翌年当時まだ学生の吉行あぐりと結婚し、長男の吉行淳之介が生まれるが暮らし向きは良くなかった。

 上京後、詩人の辻潤、清沢清志、高橋新吉らと交友を通し、『ダダイスム』を発行、1926年『虚無思想』を新居格らと主宰し新興芸術派の旗手と目されるが、1933年には断筆した。1940年に狭心症のため、34歳で急死した。

 急死する頃には、身上をほとんど食いつぶし、生活資金は妻のあぐりに頼っており、家屋敷は二重に抵当に入っていたように、株式には才覚がなかった。

 冬樹社から全集が出ていたが、当時はまったく売れず、絶版となった。しかし、1997年4月から放送されたNHK連続テレビ小説『あぐり』で野村萬斎の演じた「エイスケさん」が注目された影響もあって、同年、国書刊行会から『吉行エイスケ、作品と世界』、文園社から『吉行エイスケ作品集』が相次いで出版された。

 1940年7月8日死去(享年34)


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