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2022年07月03日(日)
【復活の予定はありません】
たまに聞かれますが、復活させる予定はありません。

まだメンバーいなくても、代表一人居るから良いじゃないかとも言われます。

でも、イヤです(笑)

理由としては、OSでやれることは全てやったと思っているからです。

最後の公演になったトランス。

あれ以上のことは、OSには出来ませんでした。

当時残っていたメンバーも、それは悟っていたと思います。

よくOS時代を『黒歴史』とか言いますし、あながち冗談でもありませんが、すごく悪い思い出しかないかと聞かれると、そうでもない。

くだらない人間関係のいざこざもあったし、言い争いもあったし、めっちゃディスられたり、最低な思い出も沢山ある。

でも、代表時代の僕がやりたいことはやれた時代でもありました。

旗揚げ公演『ニムロデ』は、波乱に満ちていましたが、主人公ニムロデが襲いかかる敵軍を一人で斬り伏せていくシーンはとても楽しかったし、斬る側も斬られる側も必死だった。

(たぶんワンシーンで十人以上余裕で斬ってる)

虐殺シーンはアンケートでも物議をかもしましたが、虐殺されたセム族の子供たちはペットボトルにタオルを巻いただけの粗末な物体で、虐殺するのはハム族の陽気な市民達という設定でした。

虐殺する側にも、人間性はあるし、悪人ではない。

なのに、人間は『敵』に対してであれば、幾らでも残酷なことをしてきた。

ビン・ラディン殺害にお祭り騒ぎになったアメリカを見たとき、9.11で崩壊するビルを観て喜ぶ反アメリカの人々に嫌悪感を抱いたことも思い出した当時の僕は、仲間たちの反対を押し切って虐殺のシーンを消しませんでした。

たとえ、現実がそういうものであったとしても、人が人の死を喜ぶ世界に憤りを持っていたし、テレビがやらないなら演劇がやる、くらいに思っていたのです。

大して集客も強くない横須賀の端っこの劇団が、ハハ、笑っちゃいますね。

でも、そのくらい熱かったし、本気しかない時代もあったのです。

批判があっても、心のなかで『他人事じゃねぇからな!』と思えるくらいには若かったです。

三回目の公演だった芥川・太宰作品の公演では、最初で最後の一人芝居も出来ました。

本公演の後に、芥川作品の『鼻』を地元の老人ホームで公演することも出来ました。

あんなに喜んでもらえるとは思わなかったので、嬉しさ通り越して真っ白になって帰宅しました。

めっちゃお金無かったから、友達のお母さんにすき家奢ってもらってから帰りました←

第四回公演は、個人的には好きではないけど、自分が書いた作品で、人ってこんなに泣くんですか、あなた3ステージ観て、3ステージとも泣くとかマジですかとか心のなかで思ってましたが、とにかく泣いてました、客席の人←

地元の高校生に脚本を依頼され、当時世間で騒がれたいじめの事件を元に書いた作品も、書きたいものを書かせてもらった印象しかありません。

第五回公演のトランスで、ピークを迎えた僕たちに、やりたいことなど何も無かったのです、もはや。

ここだけで、ナイショで言います。

あの日々があるから、今も演劇が出来てます。

その思い出に感謝しつつ

大庭 直之 改め

ナオッチ・コルレオーネは今後も演劇を続けたいなと思っています。

最後にもうひとつナイショで

みんな、色々あったけど、ありがとね。

復活の『予定』は無いから(笑)

以上 ナオッチ・コルレオーネでした!

03:52
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