【やっと会えた…産声に涙】 分娩室へ入ってからは ガチャガチャとすごいスピードで 分娩の準備も始まるし もう展開が早すぎて訳もわからず 頑張って！」 うん、とうなずき 分娩台にあがる 剃毛をして足カバーをして 破膜をしたのかな、 パシャンと一気に破水をしたら 陣痛の波に合わせていきみ始める それまで我慢していた いきむというのを許可され喜んで もう無我夢中でお尻に力を入れた 深呼吸なんてしていられず 酸素マスクをつけられ 陰部が破れてしまいそうな 今までなかった痛みに襲われるが そりゃそうだ、赤ちゃんの頭が 大きいんだから。 先生は最初から会陰切開を してくれた様子 しかもちゃんと麻酔してくれたんだ、 とか何故かここに来て冷静 次々に押し寄せてくる陣痛に合わせ レバーに渾身の力を込めては、 ありったけの力でいきんだ 助産師さん「そうそう！上手！」 痛かったが赤ちゃんが どんどん降りていくのがわかった 「がんばれ！」 自分と赤ちゃんにエールを送る 陣痛が遠退く数十秒は 力を抜いて深呼吸 またすぐに全力でいきみを繰り返し 最後はスルリと一気に 大きなものが出たのが分かった pm 4:55 赤ちゃん誕生 （ボードにはこの時間だったが、 出生届けにはpm 4:50と記載されてた） 目を開いてみると足の間に 丸まって声を振り絞る 赤ちゃんが見えた！ その甲高い声を聞いて もう涙、涙でとにかく震える ちゃんと泣いてくれた、 命を持ってこの世に生まれてきてくれた 赤ちゃんが最初紫色をしてたけど みるみる血色がよくなって 真っ赤になって泣いてる我が子 10日も早く産まれてきたのに なんと3510g、51cmもある 立派な貫禄ある男の子！！ それでも 「泣いた…ちっちゃい…」 そんな言葉が次々こぼれる 枕元の 赤ちゃんを綺麗にしてもらって 胸の上に乗せてもらうと その重たさにびっくりした。  小さいのにずっしりしていて こんなに苦しんだのに まだ自分が産んだ、とか これが我が子だとかって感覚は無いし なんだか不思議な気分。 でもあったかくて 命の重みを感じた。 ベビちゃん、お互い辛かったけど よく頑張ってくれたね。 無事に産まれて来てくれてありがとう。 10/2801:55 [ｺﾒﾝﾄする] [ｺﾒﾝﾄ(1)][更新通知] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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