4/5n目 つわりがツラかったり 体調が優れなかったり 次第に大きくなるお腹が 苦しくて重たくて 思うように動けず泣いたりもした 健診のたびに 赤ちゃんの成長具合や ちょっとした所見が気になり 来る日も来る日も ネットを見ては一喜一憂 無事に産まれてくれるまでは とにかく不安で仕方なかった 理想のボディイメージから離れ だんだん母へと変わっていく 自分の身体が怖いとまた泣いて 初めての妊娠生活は とにかく不安でしかなくて たくさん泣いていたように思う 二度とないかもしれない奇跡 この命を失ったらどうしよう 誰も悲しませたくない T 貴方を父親にしてあげたい その一心で毎日毎日 お腹をなでては話しかけ 赤ちゃんがいる暮らしを 心待ちにしていた ちゃんと産まれてきてくれるかな まだ何か越えなきゃならない 壁がどこかで待ってるかもしれない やはり心に防御線をひく 「道無き道を通ってきてくれた この子はきっと強いよ きっと何かを伝えたくて やって来てくれたんだと思う」 Tはいつも励ましてくれた 少しずつ赤ちゃん用品を揃え 我が子を迎える準備を進める 小さなオムツ、小さな服 そのどれもがすごく小さくて 大切な貴方と大切な我が子のために あれこれ準備するのが とにかく新鮮すぎて 夢のようで楽しかった どうかどうか 無事に産まれてきてね パパもママも待ってるよ <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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