〜サンタクロース大作戦〜 本「なぁ大川、確か今夜じゃなかったか? 赤い服着て大鳥さんが忍び込んで来る日」 大「本多…サンタクロースって言ってやろうな。大鳥さん、随分と張り切ってたし」 本「サンタクロースに何を頼んだ?なんて、しつこく聞かれたしな…。頼むつもりも無かったんだけどよ」 大「何も言うな。あの人が一番楽しんでるから…」 本「普通に渡してくれれば十分なのになぁ〜。お前、寝ないで待っててやるの?」 大「せっかく忍び込んで来るんだから、せめて狸寝入りくらいはしてさしあげないと」 本「でもさ、皆すっごい騒いでたぞ?」 大「騒いでた?」 本「めちゃくちゃ奉行所で噂になっててよ。 幹部一同が揃いの赤服を着て各隊へ夜襲に来るって。 新しい訓練か何かと思ってるぞアレ」 大「夜襲―…近い様で遠いぞソレ…日頃からクセのある人達だから仕方無いな」 本「本当に疲れるよね、この政府」 大「取り敢えず武器一式は片付けさせないと… 他の隊は良いとして、 大鳥さんは間違って討たれそうだから怖い」 本「それが、こっちには副総裁も来るらしいぞ」 大「それこそ洒落にならないな―… いや、でも副総裁が来るなら銃の一丁くらいは用意しておいた方がいいのか…?」 本「大鳥さん大丈夫かな?武装しながら寝るなんて、やっぱ訓練としか思えないぞコレ…」 松平「おや、大鳥さん早かったな。もう置いて来たのか?」 大鳥「それが、一人くらいは起きてるかと思ったけど。今日に限って恐ろしいくらい静かだったなぁ〜」 松平「良い部下達な事だ…」 大鳥「え?―… それより太郎さん、わざわざ屋根に上がって待って無くても良かったんじゃない?」 松平「せっかくだから登ってみたんだ。私が下へ降りると騒がしくなるだろう」 大鳥「騒がしくなる…?;」 松平「さて、終わったんなら呑みに行くとしようか大鳥さん」 終劇 張り切る上司の為に皆で頑張る伝習隊! しかし、ちゃっかりうっかりお持ち帰りされちゃう上司(笑) <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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